专利摘要:
通信ネットワークにおいてセッション開始プロトコル・メッセージを処理するための方法及び装置。ネットワークノードが、Request−URIヘッダを有するセッション開始プロトコル・メッセージを受信する際に、このノードはSIPメッセージ内のRequest−URIヘッダを書き換え、メッセージの現在の宛先アドレスを決定するためにリモートノードが使用可能な情報をSIPメッセージに追加する。そして、SIPメッセージは更なるノードへ送信される。このようにして、メッセージを受信するリモートノードは、例えば変換又は経路再指定の動作の結果としてRequest−URI内の宛先が書き換えられた場合であったとしても、SIPメッセージ内の現在の宛先を判断することができる。
公开号:JP2011509613A
申请号:JP2010541715
申请日:2008-01-10
公开日:2011-03-24
发明作者:エルバーグ,;ヨハネス ヴァン;ハンス−クリステル ホルムベリ,
申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル);
IPC主号:H04L29-08
专利说明:

[0001] 本発明は、通信ネットワークにおけるセッション開始プロトコル・メッセージの処理に関する。]
背景技術

[0002] IPマルチメディア・サブシステム(IMS)は、移動体通信ネットワークを介してIPマルチメディア・サービスを提供するために第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって規定された技術である(3GPP TS 22.228)。IMSは、サービスの統合及び相互作用を通じてエンドユーザの個人対個人の通信エクスペリエンスを豊かにする鍵となる特徴を提供する。IMSによって、IPベースのネットワークを介した個人対コンテンツ(クライアント対サーバ)の通信のみならず、新しい豊かな個人対個人(クライアント対クライアント)の通信が可能になる。]
[0003] IMSは、ユーザ端末(UE)間又はUEとアプリケーションサーバ(AS)との間の呼又はセッションをセットアップして制御するために、セッション開始プロトコル(SIP)を使用する。SIPはRFC3261に記述されている。SIPシグナリングによって搬送されるセッション記述プロトコル(SDP)が、セッションのメディアコンポーネントを記述して交渉するために使用される。SIPはユーザ対ユーザのプロトコルとして作成されたが、IMSによれば、オペレータ及びサービスプロバイダがサービスに対するユーザのアクセスを制御し、それに応じてユーザに課金することが可能になる。]
[0004] IMSネットワークにおいて、呼セッション制御機能(CSCF)は、IMS内のSIPエンティティとして動作する。3GPPアーキテクチャは、3種類のCSCFを定義する。即ち、SIP端末にとってのIMS内での最初の接点であるプロキシCSCF(P−CSCF)、ユーザが加入(サブスクライブ)しているサービスをユーザに対して提供するサービングCSCF(S−CSCF)、及び、正しいS−CSCFを特定してSIP端末からP−CSCF経由で受信した要求をそのS−CSCFに対して転送することを役割とするインテロゲーティングCSCF(I−CSCF)である。]
[0005] IMSサービス機能は、アプリケーションサーバ(AS)を使用して実装される。いかなる所与のUEに関しても、1以上のASをその端末に関連付けることができる。ASは、IMSサービス制御(ISC)インタフェース経由でS−CSCFと通信し、要求に応じて(例えば、所与のUEのためにS−CSCFへダウンロードされたIFCの発動の結果として)SIPメッセージング経路へとリンクされる。]
[0006] ユーザは、規定されたSIPREGISTERメソッドを使用してIMSに登録する。これは、IMSにアタッチし、SIPユーザIDに到達可能なアドレスをIMSに告知するための、メカニズムである。3GPPでは、SIP端末が登録を実行する場合、IMSはホーム加入者サーバ(HSS)に格納された加入情報を使用してユーザを認証し、利用可能なS−CSCFのセットからS−CSCFをそのユーザに割り当てる。S−CSCFを割り当てるための基準は3GPPでは規定されていないが、基準には、負荷分散及びサービス要件が含まれ得る。なお、S−CSCFの割り当ては、IMSベースのサービスに対するユーザのアクセスを制御してそれに課金することに対する、鍵となるものである。オペレータは、阻止しない場合はS−CSCFをバイパスしてしまうであろうユーザ対ユーザ直接のSIPセッションを阻止するメカニズムを提供することができる。]
[0007] ユーザに対して送受信される更なるシグナリングも、SIPシグナリングを使用して制御される。シグナリングの2つのエンドポイント間の各SIPクライアントは、シグナリングをルーティングして要求をルーティングすべき次のホップを発見するために、ドメイン・ネーム・システム(DNS)を使用する。SIPは、ホップ間で要求をルーティングするためのいくつかのメカニズムを使用する。使用される主要なメカニズムのうちの1つは、SIPメッセージのヘッダ内のRequest−URIを、要求のルーティング先となる次のホップに書き換えることである。このことは、ヘッダ内の元の宛先(ターゲット)IDが中間ホップのアドレスによって置き換えられることを引き起こすであろう。元の宛先アドレスは失われ、このことは、受信者を宛先指定するために使用されていた宛先アドレスに関する知識を受信者が必要とするシナリオにおいて問題を引き起こし得る。]
[0008] 例えば、単一のユーザエージェント(UA)が自分に関連付けられた複数のアドレスを持つ場合、単一のアドレスが登録され、UAは関連付けられたアドレスのうちのいずれかに対して送信された着信シグナリングを受け付けるであろう。呼の発信者によってどのアドレスが使用されたかに応じてUEは異なる着信音を演奏することができるため、UEが例えば呼を受信する際に、どのアドレスが使用されているかをUEが知ることが望ましい。しかしながら、Request−URIが書き換えられている場合、UAは、発呼のためにどのアドレスが使用されたかを知ることはないであろう。]
[0009] 問題が発生する他の例は、ボイス・オーバー・IP(VoIP)を使用して緊急サービスに対して発呼する場合である。緊急に関するSIPINVITE要求は、それが優先的な取り扱いを受けられるように、それが緊急呼であるということを示すようにマークされていなければならない。マーキングは、宛先が緊急サービス呼の受信者としての宛先(ターゲット)であるということを示すために、要求の宛先アドレス自体に対して行われる。Request−URIはSOSURNを含み、要求は緊急サービスの宛先(ターゲット)に向かってルーティングされるのでSOS URNはRequest−URIの中に残されなければならない。しかしながら、いずれかの中間ノードがRequest−URIを書き換える場合、SOS URNは失われる。]
[0010] 要求を書き換えることが問題を引き起こす更なるシナリオ例を、インターネットドラフトIETF draft-rosenberg-sip-ua-loose-route-01の中に見ることができる。Request−URIの書き換えが発生する事例は次の通りである。
●宛先再指定(Retarget): この場合、Request URIは新しい宛先アドレスを含むので、最終宛先(エンドターゲット)はもはや元の最終宛先ではない。
●経路再指定(Reroute): この場合、宛先アドレスは同一のままであるが、同一のユーザに到達する他の又は中間の経路が選択されるので、Request−URIはルーティングアドレスを含むように書き換えられる。
●変換(Translation): この場合、名前(URN)がアドレスに変換される。]
[0011] 上述の問題は、ルーズルーティングと共にRouteヘッダを使用することにより、部分的に対処されてきた(http://tools.ietf.org/html/rfc3261)。ルーズルーティングによれば、Request−URIは上書きされないので、宛先UAのURIを常に含むことになる。SIP要求は最上位のRouteヘッダフィールド内のURIへと送信されるので、Request−URIは、要求の送信先である次のホップのURIを常に含むわけではない。事実上、要求の宛先(ターゲット)と次のルーティングの宛先とが、SIP要求のヘッダにおいて分離して保持される。]
[0012] 問題の別の部分は、登録されたユーザのコンタクトアドレスによって置き換えられたRequest−URIの値をP−Called−Party−IDヘッダが保持する場所である、ホームプロキシからUAに至る最後のホップにおいて、解決されてきた(http://tools.ietf.org/html/rfc3455を参照のこと)。]
[0013] インターネットドラフト(http://tools.ietf.org/html/draft-rosenberg-sip-ua-loose-route-01)は、ルーズルーティングのコンセプトをUEに拡張することにより、ルーティングメカニズムを拡張することを提案する。しかしながら、これには、対処を必要とするいくつかの問題が存在する。ルーズルーティングを単純にUEに拡張することは、次の物理ホップがルーズルーティングをサポートしているというのでもなければ、機能しないであろう。パス内の各エンティティはそれゆえ、次のホップエンティティがルーズルーティングをサポートしているということを知らなければならない。シグナリングパスの以前のエンティティがルーズルーティングのメカニズムを使用しており、次のホップがそれをサポートしていないということにエンティティが気付いた場合、そのエンティティは、次のホップがメッセージを正しく処理してルーティングできるようにするために、正しい値をR−URIに戻すことによってメッセージを「修理」しなければならない。]
[0014] 更に、メッセージパス内の(サービスそれ自体には無関係な)エンティティがメカニズムをサポートする場合にのみ機能する「以前の」R−URIについて受信側エンティティが知っていることに依存するサービスも存在し、このことは、そのようなサービスの使用を極めて限定的で予測不能なようにする。]
[0015] UEに対するルーズルーティング・メカニズムの適用がSIPルーティングを失敗させるシナリオ例には、以下のものが含まれる。]
[0016] 1.(IMSネットワーク内の呼セッション制御機能のような)ルーズルーティング・メカニズムをサポートしない中間SIPプロキシ。そのようなSIPプロキシは、プロキシを表す1つのエントリを伴うRouteヘッダを受信し、Routeエントリを除去するであろう。そしてプロキシは、RFC3263の手順を用いてRequest URIに基づいてメッセージをルーティングしようと試み、宛先IDを変換すると得られる最初のプロキシを発見するであろう。このことは、宛先を通常に変換して得られる最初のプロキシへのループバックという結果をもたらすであろう。]
[0017] 2.メカニズムをサポートしないホームSIPプロキシ。この場合、ホームSIPプロキシは、ホームSIPプロキシを表す1つのエントリを伴うRouteヘッダを受信し、Routeエントリを除去するであろう。そしてホームプロキシは、Request URIを分析して、これが登録されたAddress of Record(AoR)であるかどうか見るであろう。もちろん、これはAoRではないので、ホームSIPプロキシは、RFC3263の手順を用いてRequest URIに基づいてメッセージをルーティングしようと試みるであろう。ホームSIPプロキシは宛先IDを変換すると得られる最初のプロキシを発見し、このことは、宛先を通常に変換して得られる最初のプロキシへのループバックという結果をもたらすであろうから、結果的にルーティングは失敗するであろう。]
[0018] 3.ルーズルーティング・メカニズムを使用してルーティングされた要求を受信するメディアゲートウェイ制御機能(MGCF)がRequest URIの中にユニフォーム・リソース・ネーム(URN)を発見する場合がある。MGCFはURNと連携することができないので、呼のセットアップは失敗する。]
発明が解決しようとする課題

[0019] 発明者らは、ルーズルーティング・メカニズムを拡張することに関連する問題を認識し、これに対処する方法及び装置を発明した。]
課題を解決するための手段

[0020] 本発明の第1の態様によれば、通信ネットワークにおいてセッション開始プロトコル・メッセージを処理する方法が提供される。ネットワークノードは、Request−URIヘッダを有するセッション開始プロトコル(SIP)メッセージを受信する。このノードは、SIPメッセージ内のRequest−URIヘッダを書き換え、メッセージの現在の宛先アドレスを判断するためにリモートノードが使用可能な情報をSIPメッセージに追加する。そして、SIPメッセージは更なるノードへ送信される。このようにして、メッセージを受信する何らかのリモートノードは、変換又は経路再指定の動作の結果としてRequest−URI内の宛先が書き換えられていた場合であったとしても、SIPメッセージ内の現在の宛先を判断することができる。この情報には、例えば、現在の宛先のIDを特定する情報、又は、宛先再指定の動作の結果としてRequest−URIが書き換えられた場所を特定する情報が含まれ得る。現在の宛先アドレスは、オプションとして、メッセージの元の宛先アドレスであってもよいし、或いは、宛先再指定が原因でRequest−URIが書き換えられた場合は、現在の宛先アドレスは宛先再指定の動作によって書き換えられたものとしてのアドレスである。]
[0021] オプションとして、メッセージの現在の宛先アドレスを判断するためにリモートノードが使用可能な情報は、現在の宛先のIDを含む新しいメッセージヘッダを含む。これは本明細書において「Target」ヘッダと呼ばれる。代替の実施形態では、メッセージの現在の宛先アドレスを判断するためにリモートノードが使用可能な情報は、メッセージのHistory−Infoヘッダ内のエントリに関連付けられるタグを含む。このタグは、エントリが宛先再指定の動作から生じたものであるということを示す。この場合、ノードはオプションとして、History−Infoヘッダ内に入れられた以前の宛先アドレスに関連付けられた既存のタグを除去し、History−Infoヘッダ内に入れられた現在の宛先アドレスにタグを関連付ける。このことは、SIPメッセージのサイズを削減する。]
[0022] 本発明の第2の態様によれば、通信ノードにおいて使用するための中間ノードが提供される。この中間ノードは、IMS呼セッション制御機能のようなSIPプロキシであってもよく、セッション開始プロトコル・メッセージを受信する受信機を備える。SIPメッセージ内のRequest−URIヘッダを書き換え、メッセージの現在の宛先アドレスを判断するためにリモートノードが使用可能な情報をSIPメッセージに追加する、プロセッサが提供される。この中間ノードは更に、SIPメッセージを更なるノードへ送信する送信機を備える。この情報を提供することにより、変換又は経路再指定の動作の結果としてRequest−URI内の宛先が書き換えられた場合であったとしても、リモートノードは現在の宛先アドレスを判断することができる。]
[0023] このプロセッサはオプションとして、現在の宛先のIDを含む新しいメッセージヘッダをSIPメッセージに挿入するように構成される。或いは、このプロセッサはオプションとして、メッセージのHistory−Infoヘッダ内のアドレスエントリにタグを追加するように構成され、このタグは、このエントリが宛先再指定の動作から生じたものであるということを示す。更なる代替では、このプロセッサは、メッセージのHistory−Infoヘッダ内のアドレスエントリにタグを追加するように構成され、このタグは、このエントリがメッセージの宛先アドレスを含むということを示す。]
[0024] 本発明の第3の態様によれば、通信ノードにおいて使用するためのノードであって、SIPメッセージを受信する受信機と、このノードと発信元ノードとの間の中間ノードによってメッセージに追加された情報に基づいて、メッセージの現在の宛先アドレスを判断するプロセッサと、を備えるノードが提供される。このノードはそれゆえ、中間ノードによる変換又は経路再指定の動作の結果としてRequest−URI内の宛先が書き換えられた場合であったとしても、SIPメッセージの現在の宛先アドレスを判断することができる。このノードは、ユーザ装置などの着信側ノードであってもよいし、アプリケーションサーバなどの中間ノードであってもよい。]
[0025] オプションとして、このプロセッサは、メッセージをこのノードへ送信する前に中間ノードによってメッセージ内に挿入されたTargetヘッダの内容を判断することにより、メッセージの現在の宛先アドレスを判断するように構成される。代替のオプションでは、このプロセッサは、メッセージのHistory−Infoヘッダ内のタグ付けされたエントリを分析することにより、メッセージの現在の宛先アドレスを判断するように構成される。]
図面の簡単な説明

[0026] 本発明の実施形態に関する基本的なステップを示すフロー図である。
本発明の実施形態に従うシグナリング例を示すシグナリング図である。
本発明の実施形態に従うSIPシグナリングパス内の中間ノードをブロック図において概略的に示す図である。
本発明の実施形態に従う着信側ノードをブロック図において概略的に示す図である。]
実施例

[0027] 上述した問題を克服するために、SIPメッセージが、Request−URIから分離した情報要素内に元の宛先情報を保持することを提案する。これを達成可能なやり方には、新しいSIPヘッダを導入すること、及び、既存のHistory−Infoヘッダの用途を拡張することが含まれる。]
[0028] 新しいTargetSIPヘッダ
SIPエンティティによってRequest−URIが書き換えられる時であって(TargetヘッダはまだSIPメッセージ内に存在しないものとする)、書き換えが要求の経路再指定(rerouting)に起因する時はいつでも、ここでは「Target」ヘッダと呼ばれる新しいヘッダがSIPエンティティによってSIPメッセージ内に挿入される。Targetヘッダが既にSIPメッセージ内に存在し、宛先再指定の動作に起因してRequest−URIが書き換えられる場合、Targetヘッダは新しい宛先で書き換えられる。Targetヘッダは、メッセージを生成するために使用された最初の宛先IDを含む。更なる代替例では、Targetヘッダは宛先再指定の場合には除去される。]
[0029] 要求においてTargetヘッダを利用可能な場合、Request−URIは経路再指定又は変換の動作に起因して書き換えられ、Targetヘッダは変化しないままである。]
[0030] 本実施形態の全ての代替例に関して、Targetヘッダを含んだSIPメッセージを受信する受信側エンティティは、Targetヘッダフィールドから現在の宛先を判断することができる。]
[0031] 更に、本実施形態の全ての代替例に関して、Targetヘッダを含まないSIPメッセージを受信する受信側エンティティは、Request−URIから現在の宛先を判断することができる。]
[0032] 着信側ユーザのための登録/ホームプロキシとして機能するSIPエンティティが登録されたUAのコンタクトアドレスでRequest−URIを書き換える場合、SIPエンティティは更に、RFC3455に記述されているように、Request−URIの以前の値を伴うP−Called−Party−IDヘッダフィールドを挿入する。]
[0033] なお、Targetヘッダフィールド及びP−Called−Party−IDヘッダフィールドは異なるセマンティクス(semantics)を持つ。宛先に対するセッションを開始するために使用された最初の宛先IDをTargetヘッダフィールドが表す場合、P−Called−Party−IDヘッダフィールドは、最後に取られた経路が重要な情報を提示する場合のためにRequest−URIの前にユーザに到達するために使用された最後のAoRを表す。]
[0034] History−Infoの用途の拡張
History−Infoヘッダ(RFC4244)は、メッセージがルーティングされる過程でRequest URIが持っていた値に関するブラインド・レコードである。その結果、このヘッダは現在の要求の宛先も含む。]
[0035] 上述した新しいTargetヘッダのソリューションに対する代替は、要求の現在の宛先を記録しているHistory−Infoヘッダ内のエントリに対してマーキングすることにより、History−Infoヘッダの用途を拡張することである。この拡張をサポートするSIPエンティティをSIPメッセージが通過し、宛先再指定の動作に起因してSIPエンティティがRequest−URIの値を書き換える際に、SIPエンティティは以前のRequest−URIの値をHistory−Infoヘッダフィールドのエントリ内に追加し、加えて、そのエントリに対して宛先再指定エントリとしてタグ付けする。どのHistory−Infoヘッダエントリが意図された宛先を指しているかを受信側エンティティが判断するために、受信側エンティティは宛先再指定の動作に起因するものとしてタグ付けされている最後のHistory−Infoエントリを調べることができ、又は、タグ付けされたエントリが存在しない場合は最初のエントリを使用する。タグ付けされたエントリのシーケンスは、履歴におけるメタレベルとしての宛先の軌跡を提供する。]
[0036] 更なる代替では、要求の現在の宛先のみがマーキングされる。この拡張をサポートするSIPエンティティをSIPメッセージが通過し、宛先再指定の動作に起因してSIPエンティティがRequest−URIの値を書き換える際に、SIPエンティティは以前のRequest−URIの値をHistory−Infoヘッダフィールドのエントリ内に追加し、加えて、そのエントリに対して宛先再指定エントリとしてタグ付けする。SIPエンティティは更に、そのようなタグを以前のHistory−Info要素から除去する。どのHistory−Infoヘッダエントリが意図された宛先を指しているかを受信側エンティティが判断するために、受信側エンティティは宛先再指定の動作に起因するものとしてタグ付けされている最後のHistory−Infoエントリを調べることができ、又は、タグ付けされたエントリが存在しない場合は最初のエントリを取り入れる。]
[0037] 更なる代替のメカニズムでは、これは現行のRFC4244を実装するSIPエレメントとは互換性が無いかもしれないが、宛先再指定のみがHistory−Infoヘッダに記録される。受信側エンティティが現在の宛先を判断するために、受信側エンティティは最後のHistory−Infoエントリを調べる。]
[0038] 本実施形態の全ての代替例に関して、History−Infoヘッダを含んでいないSIPメッセージを受信する受信側エンティティは、現在の宛先をRequest−URIから判断することができる。]
[0039] SIPエンティティが着信側ユーザのための登録/ホームプロキシとして機能する場合、SIPエンティティは登録されたUAのコンタクトアドレスでRequest−URIを書き換え、加えて、RFC3455に記述されているように、Request−URIの以前の値を伴うP−Called−Party−IDヘッダフィールドを挿入することができる。]
[0040] 上述した代替の諸実施形態は、図1のフロー図において要約可能である。以下の番号付けは図における番号付けに対応する。] 図1
[0041] 1.SIPメッセージが、SIPプロキシノード(例えば、IMSネットワークのCSCF)において受信される。]
[0042] 2.ノードがSIPメッセージのRequest−URIヘッダを書き換える。]
[0043] 3.Request−URIの書き換えが宛先再指定の動作に起因するものであるか否かを確認するためにノードがチェックを行う。そうであればステップ4に移行し、宛先再指定が経路再指定又は変換の動作に起因するものである場合は、ステップ6に移行する。]
[0044] 4.Targetヘッダの実施形態が使用される場合、SIPメッセージ内にTargetヘッダが既に存在するか否かを確認するためにチェックを行う。存在する場合はステップ5に移行し、存在しない場合はステップ8に移行する。History−Infoヘッダの実施形態が使用される場合、現在記録されている宛先がHistory−Infoヘッダにおいてタグ付けされているか否かを確認するためにノードがチェックを行う。タグ付けされている場合はステップ5に移行し、タグ付けされていない場合はステップ8に移行する。]
[0045] 5.Targetヘッダの実施形態が使用される場合、Targetヘッダが除去されるか又は新しい宛先で書き換えられ、ステップ8に移行する。History−Infoヘッダの実施形態が使用される場合、新しい現在の宛先を表す履歴エントリがタグ付けされる。加えて、以前にタグ付けされたエントリからタグが除去されてもよい。そして、ステップ8に移行する。]
[0046] 6.Targetヘッダの実施形態が使用される場合、SIPメッセージ内にTargetヘッダが既に存在するか否かを確認するためにチェックを行う。存在する場合はステップ8に移行し、存在しない場合はステップ7に移行する。History−Infoヘッダの実施形態が使用される場合、現在記録されている宛先がHistory−Infoヘッダにおいてタグ付けされているか否かを確認するためにノードがチェックを行う。タグ付けされている場合はステップ8に移行し、タグ付けされていない場合はステップ7に移行する。]
[0047] 7.Targetヘッダの実施形態が使用される場合、宛先再指定の動作の前に、Request URIの値を伴うTargetヘッダがSIPメッセージに挿入される。History−Infoヘッダの実施形態が使用される場合、それ以上の動作は必要とされない。]
[0048] 8.SIPメッセージが通信ネットワーク内の更なるノードへ送信される。]
[0049] 図2を参照して、例としてのシグナリング図を示す。Targetヘッダの実施形態が使用される場合、UEAか経路再指定中間者1へのメッセージ1は、Request URI内に宛先1を含んだSIPINVITEメッセージである。以下は、シグナリングシーケンスにおける各メッセージに関する経路及び宛先に対応する。
m1 INVITE
target1
m2 INVITE route1
Target: target1
m3 INVITE route2
Target: target1
m4 INVITE target2
m5 INVITE route3
Target: target2] 図2
[0050] Targetヘッダの別の実施形態では、図2に示すシグナリングシーケンスは以下の通りである。
m1 INVITE
target1
m2 INVITE route1
Target: target1
m3 INVITE route2
Target: target1
m4 INVITE target2
Target: target2
m5 INVITE route3
Target: target2] 図2
[0051] History−Infoヘッダが使用される場合、図2に従う例としてのシグナリングシーケンスは以下の通りである。
m1 INVITE
target1
m2 INVITE route1
History-Info:
<target1>;index=1;targetentry,
<route1>;index=1.1
m3 INVITE route2
History-Info:
<target1>;index=1;targetentry,
<route1>;index=1.1
<route2>;index=1.1.1
m4 INVITE target2
History-Info:
<target1>;index=1;targetentry,
<route1>;index=1.1
<route2>;index=1.1.1
<target2>;index=1.1.1.1;targetentry
m5 INVITE route3
History-Info:
<target1>;index=1;targetentry,
<route1>;index=1.1
<route2>;index=1.1.1
<target2>;index=1.1.1.1;targetentry
<route3>;index=1.1.1.1.1] 図2
[0052] History−Infoヘッダの別の実施形態では、図2に従う例としてのシグナリングシーケンスは以下の通りである。
m1 INVITE
target1
m2 INVITE route1
History-Info:
<target1>;index=1;targetentry,
<route1>;index=1.1
m3 INVITE route2
History-Info:
<target1>;index=1;targetentry,
<route1>;index=1.1
<route2>;index=1.1.1
m4 INVITE target2
History-Info:
<target1>;index=1; [宛先エントリタグが除去されたことに注目]
<route1>;index=1.1
<route2>;index=1.1.1
<target2>;index=1.1.1.1;targetentry
m5 INVITE route3
History-Info:
<target1>;index=1;
<route1>;index=1.1
<route2>;index=1.1.1
<target2>;index=1.1.1.1;targetentry
<route3>;index=1.1.1.1.1] 図2
[0053] 図3を参照すると、通信ネットワークにおいて使用されるノードが概略的に示されている。ノード6は例えば、CSCFのようなIMSネットワーク内のSIPプロキシノードであり得る。ノード6は、SIPメッセージを受信する受信機7、及び、SIPメッセージ内のRequest−URIヘッダを書き換え情報(上述したような、新しいTargetヘッダ又はHistory−Infoヘッダ内のタグ付けエントリ)を追加するプロセッサ9を有する。ノードは更に、SIPメッセージを更なるノードへ送信する送信機8を備える。] 図3
[0054] 図4を参照すると、UEのような着信側ノードが概略的に示されている。着信側ノード10は、SIPメッセージを受信する受信機11、及び、受信したSIPメッセージに含まれるRequest−URIヘッダの内容が元々送信されたメッセージのRequest−URIの内容と異なるか否かを判定するプロセッサ12を備える。このようにして、着信側ノードは元の宛先アドレスを判断し、ユーザやユーザに対するサービスに代理してポリシーを実行するためにこれを使用することができる。] 図4
[0055] 例
以下は、上述した新しいTargetヘッダをどのように使用可能かに関する例である。しかしながら、拡張されたHistory−Infoの用途は、以下の例において同様のやり方で使用可能である。]
[0056] 1.未知のエイリアス
単一のUAは、例えばエイリアスとして使用するために、自分に関連付けられた複数のAoRを持つことができる。呼の宛先がどのエイリアスであるかを知ることは、呼の受信者にとって望ましいであろう。P−Called−Party−IDヘッダフィールド(RFC3455)は、未知のエイリアスのシナリオに対処するために導入されており、新しいTargetヘッダフィールドもこの問題に対処するであろう。]
[0057] 2.未知のグローバルにルーティング可能なユーザエージェントURI(GRUU)
GRUUはUAに割り当てられるURIであり、AoRと同じ性質を多数持つが、その特定のインスタンスに対してのみ要求がルーティングされるようにする。いくつかの状況においては、GRUU又はAoRのいずれを使用して呼が宛先指定されたかを知ることは、呼の受信者にとって望ましいかもしれない。これは「未知のエイリアス」の問題の変形であり、RFC3455によって対処される。新しいTargetヘッダフィールドも、最初の宛先として使用されるGRUUに関するこの問題を解決する。]
[0058] 3.限定使用アドレス
限定使用アドレスは、要求に応じて生成されUAに提供されるSIPURIである。着呼は、そのURIに宛てられた通信をUAが望む間のみ、受け付けられる。限定使用アドレスは特に、音声スパムに対抗するために使用される。これは「未知のエイリアス」の問題の別の変形であり、RFC3455によって対処される。新しいTargetヘッダフィールドも、この問題を解決する。]
[0059] 4.サブ・アドレッシング
サブアドレスはサブドメイン内のアドレスであり、ペアレントドメインの単一のアドレスの中に他のサブアドレスと共に多重化されるものである。これは例えば、小さな企業の従業員、又は、自分たちにコンタクト可能な別々のサブアドレスを持ちたいと願う家族グループによって使用される。Request−URIはホームプロキシにおいて書き換えられるという事実に起因して、サブアドレスを搬送するために使用されるSIPURIパラメータはホームプロキシにおいて失われるであろうから、現行ではSIPを使用するとサブ・アドレッシングの特徴は利用できない。この問題は、新しいTargetヘッダフィールドを使用して克服される。]
[0060] 5.サービスの起動
URIは、加入者ではなくネットワーク内のサービスを宛先指定するために使用可能である。URIは、サービスの振る舞いを制御するパラメータを含むことができる。しかしながら、サービスを指し示すようにプロキシがRequest−URIを書き換えた場合、シグナルパスにおける更なるプロキシによってRequest−URIが書き換えられないであろうという保証は無い。新しいTargetヘッダフィールドは、全てのサービス起動情報を含んだ元の複合URIを保持するであろうから、このシナリオを解決する。]
[0061] 6.緊急サービス
緊急呼をサポートするシステムの主な要件は、SIPINVITEが緊急呼に関するものであるということをネットワークが知ってSIPシグナリングに優先性を与えることを確実にするために、緊急呼のためのSIPINVITE要求が何らかのやり方で「マーキング」されることである。攻撃者による悪用を回避するために、マーキングは要求の宛先アドレス自体に適用される。このメカニズムは、呼を処理するであろうプロキシ又はUAに対して呼を向けるために途中のプロキシのいずれかがRequest−URIを書き換えようとする場合、機能しないであろう。しかしながら、新しいTargetヘッダフィールドは、緊急URNを保持するであろうから、このシナリオを解決する。]
[0062] 7.フリーダイヤル番号
フリーダイヤル番号は、ユーザが課金されずに番号に発呼することを可能にする。シグナリングパスの中間ノードがRequest−URIを書き換える場合、課金機能は、その呼に対してはユーザに課金してはならないということを認識できない。新しいTargetヘッダフィールドは、フリーダイヤル番号を保持するので、このシナリオを解決するであろう。]
[0063] この明細書の範囲を超えるが、注目すべきこととして、本発明は、UAにコンタクトするために使用される宛先アドレス(これは以前は隠されていた)をUAに対して明らかにする。この情報をUAに対して明らかにすることは望ましくない状況もあるかもしれない。この場合、ホームプロキシは、宛先アドレスを含んだヘッダ(又は他の表示情報)を除去すべきである。]
[0064] 本発明によれば、どの宛先IDの下で要求が転送されたかを企業ネットワーク及び受信側UEが知ることができる。保持される必要があるのは、Request URIの書き換えの履歴ではなく、関係する宛先IDのみである。このことは、帯域利用及び処理の効率性を改善する。更に、本発明は既存のルーティングメカニズムと干渉せず、ルーズルーティングをサポートしないホームプロキシと共存可能である。このメカニズムを使用するエンティティにとって、次のホップがこのメカニズムをサポートするか否かに関する知識を持つ必要は無く、着信側UAにとって、自分がこのメカニズムをサポートするか否かを自分のホームプロキシに知らせる必要は無い。本発明は、端末がルーズルーティングをサポートすることを要求しないので、後方互換性を有する。SIPのルーティングメカニズム自体は変更されないので、通過されるプロキシのうちの1つがこのメカニズムを理解しないシナリオにおいて、ルーティングは依然として成功する。起こり得る最悪のことであっても、着信側UAに到達するために使用された意図された宛先IDに関して着信側UAが不正確な情報を受信するかもしれないということである。Targetヘッダは、転送パーティーが自分のIDを明らかにすることを望まない場合に、転送パーティーを特定する情報を搬送するかもしれない。]
[0065] 本発明は、RFC3398、3GPP TS29.163、及びITU−T勧告Q.1912.5に記述される相互作用の手順に従ってPSTNネットワークに対するマッピング及びルーティングのためにRequest−URIの値を使用するMGCFと、十分に後方互換性を有する。]
[0066] 当業者に理解されるであろうこととして、本発明の範囲から逸脱すること無しに、上述の実施形態に対して多様な修正をなすことができる。例えば、上で提供した例の多くはIMSを例としてのネットワークとして使用するが、理解されるであろうこととして、本発明はSIPシグナリングを使用する任意の通信ネットワークに対して適用される。]
权利要求:

請求項1
通信ネットワークにおいてセッション開始プロトコル・メッセージを処理する方法であって、前記ネットワーク内のノードにおいて、Request−URIヘッダを有するセッション開始プロトコル・メッセージを受信するステップと、前記セッション開始プロトコル・メッセージ内の前記Request−URIヘッダを書き換えるステップと、前記メッセージの現在の宛先アドレスを判断するためにリモートノードが使用可能な情報を前記セッション開始プロトコル・メッセージに追加するステップと、前記セッション開始プロトコル・メッセージを更なるノードへ送信するステップと、を備えることを特徴とする方法。
請求項2
前記メッセージの現在の宛先アドレスを判断するためにリモートノードが使用可能な前記情報は、前記現在の宛先のIDを含む新しいメッセージヘッダを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
前記メッセージの現在の宛先アドレスを判断するためにリモートノードが使用可能な前記情報は、前記メッセージのHistory−Infoヘッダ内のエントリに関連付けられるタグを含み、当該タグは、前記エントリが宛先再指定の動作から生じたものであるということを示すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項4
前記History−Infoヘッダ内に入れられた以前の宛先アドレスに関連付けられた既存のタグを除去するステップと、前記History−Infoヘッダ内に入れられた現在の宛先アドレスにタグを関連付けるステップと、を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
請求項5
通信ノードにおいて使用するための中間ノードであって、セッション開始プロトコル・メッセージを受信する受信機と、前記セッション開始プロトコル・メッセージ内のRequest−URIヘッダを書き換え、前記メッセージの現在の宛先アドレスを判断するためにリモートノードが使用可能な情報を前記セッション開始プロトコル・メッセージに追加する、プロセッサと、前記セッション開始プロトコル・メッセージを更なるノードへ送信する送信機と、を備えることを特徴とする中間ノード。
請求項6
前記プロセッサは、前記現在の宛先のIDを含む新しいメッセージヘッダを前記セッション開始プロトコル・メッセージに挿入するように構成されることを特徴とする請求項5に記載の中間ノード。
請求項7
前記プロセッサは、前記メッセージのHistory−Infoヘッダ内のアドレスエントリにタグを追加するように構成され、当該タグは、前記エントリが宛先再指定の動作から生じたものであるということを示すことを特徴とする請求項5に記載の中間ノード。
請求項8
前記プロセッサは、前記メッセージのHistory−Infoヘッダ内のアドレスエントリにタグを追加するように構成され、当該タグは、前記エントリが前記メッセージの宛先アドレスを含むということを示すことを特徴とする請求項5に記載の中間ノード。
請求項9
通信ノードにおいて使用するためのノードであって、セッション開始プロトコル・メッセージを受信する受信機と、前記ノードと発信元ノードとの間の中間ノードによって前記メッセージに追加された情報に基づいて、前記メッセージの現在の宛先アドレスを判断するプロセッサと、を備えることを特徴とするノード。
請求項10
前記プロセッサは、前記メッセージを前記ノードへ送信する前に前記中間ノードによって前記メッセージ内に挿入されたTargetヘッダの内容を判断することにより、前記メッセージの前記現在の宛先アドレスを判断するように構成されることを特徴とする請求項9に記載のノード。
請求項11
前記プロセッサは、前記メッセージのHistory−Infoヘッダ内のタグ付けされたエントリを分析することにより、前記メッセージの前記現在の宛先アドレスを判断するように構成されることを特徴とする請求項9に記載のノード。
类似技术:
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